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イランの代表的な楽器。金属の弦を2本の鉢で叩く打弦琴。中世の時代、ヨーロッパに渡り、ツィンバロンやダルシマーに変わっていく。ピアノの先祖と行っていい楽器。日本では極めて手に入りにくい。このサントゥールは小型だが、一音に対して3本の弦(本来4本)であること以外は通常のものと変わらない。 一般的な調弦は真鍮弦の左側がE〜f、鉄弦の右側がe〜f'、鉄弦の左側がe'〜f"、つまり上には2度づつ、左にはオクターブづつ上がっていく。 イランでは微分音の音階で調律するが、例えば古楽の場合、真鍮弦で言えばE-F-G-A-H-c-d-e-f、またはE-F#-G-A-H-c-d-e-f#、E-F-G-A-Bb-c-d-e-fなどとあらかじめ音階(旋法)を作っておく。 |